安定を捨てて、不安を選んだ話。49歳の決断

皆さま、はじめまして。
このブログの筆者は、49歳の元消防士――地方公務員として18歳から31年間、働いてきました。

就職したのは、まだ高校を卒業したばかりの頃。
当時は就職氷河期で、選べる仕事なんてほとんどなかった。
「安定してるし、とりあえず…」そんな理由で消防士になりました。

仕事は決して好きになれませんでした。
それでも逃げずに続けたことで、大型自動車免許、危険物取扱者、消防設備士など、いくつかの資格を手に入れることができました。

でも、ふと気づくと、人生の大半を「ただ我慢して働くこと」に使っていた。
そんな自分が嫌になって、49歳で退職。
今までに取得した資格を武器に、タンクローリードライバーという新しい道を目指すことにしました。

私には、大切な家族があります。
妻と、二人の息子。

上の子は中学生。真面目で、勉強も得意。特技はピアノ。エリート街道まっしぐらです。
自分にはなかった集中力と知性があって、いつも感心します。

下の子は小学生。
ADHDの傾向があり、正直なところ手がかかります。
でも、その分だけ感情がまっすぐで、運動神経は抜群。
走るのが速くて、どんなスポーツもそつなくこなします。

子育ては毎日がバタバタ。
でも、退職して時間ができたからこそ、向き合えることも増えてきました。
家族と一緒に過ごす時間を、もう一度大切にしたいと思っています。

このブログは、

……そんなことを、飾らず、ありのままに綴っていきます。

世間では、「中年からの転職は厳しい」「家族がいるなら冒険はできない」――そんな声が多いです。
でも、だからこそ、自分の選んだ道を記録しておきたいと思いました。

過去にしがみつくより、未来に足掻きたい。
そんな気持ちで始めたブログです。

よかったら、覗いていってください。

"元公務員"の無能おじさん日記